「転ばない体」をつくるには?

こんにちは。加藤接骨院です。
今回は、ご年配の方にとってとても大切なテーマ、「転ばない体をつくるには?」についてお話しします。
高齢になると、転倒によるケガや骨折がきっかけで寝たきりや要介護になってしまうケースが少なくありません。
実際に、厚生労働省のデータでも「転倒・骨折」は要介護になる主な原因のひとつとされています。
こんな“前ぶれ”ありませんか?
* 歩くとき、足がなんとなく上がりにくい
* 階段でつま先が引っかかる
* 買い物中にふらついた
* なんでもないところでつまずいた
* 椅子から立ち上がるのが少し大変に感じる
これらは、筋力やバランス能力の低下が始まっているサインかもしれません。
でもご安心ください。ちょっとした意識や習慣で、「転ばない体」をつくることができます。
転倒予防の3つのポイント
① 足腰の筋肉を保つ
太もも・お尻・ふくらはぎなど、下半身の筋力がカギです。
毎日少しでも「立つ・歩く」動作を意識することが、将来の転倒リスクを下げます。
おすすめ運動:
* 椅子からの立ち上がりをゆっくり10回(朝昼晩)
* 台所での「かかとの上げ下げ」10回×2セット
* 段差を使った昇降運動(階段で片足ずつ上り下り)
② バランス感覚を鍛える
年齢とともに、平衡感覚も弱まりやすくなります。
片足立ちや、手すりを持ったスクワットなど、無理のない範囲で行うと効果的です。
安全第一!必ずつかまるものの近くで行ってください。
③ 靴・段差・床の環境もチェック
* かかとのすり減った靴は滑りやすくなります
* 室内に段差が多い場合は転倒の原因に
* 絨毯やマットのめくれにも注意しましょう
転ばないための体づくり、当院もお手伝いします
加藤接骨院では、歩き方のチェックや、転倒予防に効果的な簡単な運動の指導も行っています。
「体力に不安がある」「最近つまずきやすい」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
無理のないペースで、楽しく動ける体を一緒につくっていきましょう。
まとめ
転倒は、ちょっとしたことで防ぐことができます。
早めの対策が、将来の安心につながります。
お一人でも、ご家族とでも大歓迎です。
ご自身や身近な方の体の変化が気になったときは、どうぞお気軽にお立ち寄りください。